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【日本人が無知なだけ】タイ人は知っている!手を合わせると言う本当の意味

【日本人が無知なだけ】タイ人は知っている!手を合わせると言う本当の意味


皆さんこんにちは、MIYABLOGです。
今回のテーマ、
【日本人が無知なだけ】
タイ人は知っている!手を合わせると言う意味

タイの挨拶 ワイ

タイ 挨拶


タイでも日本でも私はただ漠然と手を合わせていました。
お願いする際はそうするのが当たり前だから。
タイではそうするものだから。


私はいい年になって、そんな感覚しかなかったのが正直な気持ちです。


正直、その意味をちゃんと学んだり教えてもらった記憶は日本でもタイでもありませんでした。
ですので今回は、手を合わせる意味を一緒に学ぶ事が出来たいと思ます。



まず、タイの伝統的な挨拶に「ワイ」を呼びます。


手を合わせお辞儀をする作法です。
タイに来た事がある人は良く目にする作法だと思います。


  • 人に会った時
  • お寺を見た時
  • お礼をする時


日本人も拝む事はしますが、そんな日本人にとっても、
タイ人のワイはとても印象的で丁寧な印象を受けるでしょう。
ワイには様々な作法があります。


  • 基本的にワイは僧侶に対する挨拶、
  • 目上の人に対する挨拶、
  • 同僚や同世代の仲間にする挨拶

と作法が異なります。 


日本人が拝む時は手のひらを合わせるように拝みますが、
タイのワイはすこし膨らみを持たせて状態で手を合わせます。


タイ人がワイをする理由や作法は幼い頃から家庭や学校で学ぶからです。


タイでは仏教徒が多くいる事が
「ワイ」=「タイ人」と言うイメージを私達与えているのでしょう。


次に日本人がちゃんと学ぶ事がない「手を合わせると言う意味」に関してです。
タイ人が知っているのに、日本人が知らない「その意味」を勉強しましょう。


ある僧侶が教えてくれた
「手を合わせると言う事」を記載していきます。


手を合わせるということ


合掌とは

お寺に行ったりお墓参りをすると、必ず手を合わせます。
でも、なぜ手を合わせるのかということは、あまり知られていないと思います。


仏教だけではなく、神社に行った時も柏手を叩いた後、手を合わせます。
キリスト教でも、指を重ね合わせますが合掌のような姿勢をとります。
また、タイなど東南アジアの国に行けば、挨拶として使われます。


仏教の世界では、
一般的に右手が清らかなる手、左手は不浄の手と言われています。
今でもインドなどヒンドゥー教徒が多い地域では、食事など左手では取らないというルールがあります。


右手が清らかなる手であるために、
左手で行った不浄のことを清浄なるものにするという意味としてとらえるのが一般的です。


しかし、左手が不浄という意味だけではありません。
右手と左手、もちろんその役割というものは清浄、不浄というものだけではありません。 


左手が不浄のものなら、食事の時など食器を持ち上げるのも躊躇いますよね。


合掌はその人の心を清浄なものとし、
色々な動きをする両手を合わせて胸の前、
または顔の前で合わせるのは人間が行う行為を投げ打って、
神仏に帰依してすべてを任せるというという無我の心を現わすものです。


御先祖様に帰依するという気持ちを行うこと、それがなによりの行為とすると、
手を合わせるのは全ての物に対して感謝の意を表しているからです。
そう思うからこそ、人は仏壇で手を合わせ、お寺やお墓で手を合わせ、食事の前にも手を合わせるのでしょう。



自分にとって都合のいい時だけ神仏にお願いをするのではなく、
日常から神仏に手を合わせてお祈りをすることで、
より帰依するという気持ちが強くなります。


手を合わせる…
ただそれだけの行為ですが、気持ちを込めて両手を合わせてお参りしましょう。


私はこれを読んで勉強になりました。
勉強と言うよりは心の持ち方を教えてもらった感覚です。


人それぞれ、文化や宗教が異なる世の中ですが
今回はあくまでもタイ人のワイに関して少しでも知って頂けたらと思い書いた次第です。


今回も最後までご購読頂きありがとうございました。


MIYABLOG